多言語をCMSで一元管理 多言語サイト構築
失敗しない多言語サイトの原則1HTMLファイルベース
での管理はNG
最も基本的なWEBサイトの管理方法は
ページ内容(HTMLデータ)を1ページ1ファイルとして管理する方法です。
しかしページ数が多くなり階層も深くなった場合どうでしょうか。
多言語サイトでは言語が増えるごとにファイル数が、2倍、3倍と多くなっていきます。
ただでさえ増える一方のページ(HTMLファイル)が加速度的に増えてしまい、
手作業でファイルを更新しつづけるのはかなりの労力になってきます。
それでもHTMLファイルでの管理を続けますか?
多言語サイトの管理しやすさ
言語数・ページ数が増えるごとに
更新が煩雑になり、漏れやミスが増える
- サイト全体を把握しきれなくなります
- ファイルがごちゃごちゃになってミスや更新漏れを誘発します
- ちょっとした更新でも多大な労力と時間がかかります
失敗しない多言語サイトの原則2多言語サイトは
CMSでの管理が鉄則
多言語サイトをこれから導入、もしくは拡充するならCMSの導入が必須です。
CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)はコンテンツをデータベースで管理し、
管理画面からWEBサイト全体を一元管理するためのシステムです。
ページが大量に増えても、ページデザインの枠組みは共通管理されるので、
HTMLの知識がない担当者でもデザインが崩れる心配なくページ追加・更新ができます。
多言語サイトの管理しやすさ
コンテンツが整理されているCMSの管理画面から簡単にページの追加や更新ができる
- ごちゃごちゃした大量のファイルを直接触る必要がなくなります(リンク切れの心配もなし)
- 多言語サイトのページ追加・更新が誰でも簡単にできます
- 共通のデザインテンプレートを各言語で使用することで、デザインの一貫性が保たれます
失敗しない多言語サイトの原則3多言語サイト管理が
得意なCMSを選ぶ
CMSと一口に言ってもCMSにはさまざまな種類があります。
多言語サイトのCMS選びには、最初から多言語のコンテンツ管理を基本として設計された
CMSを選ぶことをお勧めします。
翻訳データがどのように管理されているか、すなわちデータ構造がポイントになります。
1つの内容のページに関して、日本語、英語、中国語などの翻訳の管理画面が、
ひとまとめになっているCMSだと、更新作業も運用もさらにスッキリ効率的になり、
グローバル企業に相応しい本格的な多言語サイトが運用できます。
多言語サイトの管理しやすさ
言語毎のサイトマップで翻訳管理するCMS
表示言語を切り替える本格的な多言語サイト
- ページごとの対応言語も含めてサイト全体が把握しやすくなります
- 1つのサイトで、ユーザーが表示言語をその場で切り替えるユーザビリティが実現できます
- 翻訳データ用意のタイムラグなど、運用体制に合わせたサイト運営をすることができます
Concrete CMSは多言語サイト管理が得意なCMSです
弊社が取り扱っている高機能CMS「Concrete CMS」は多言語サイト管理に適しています。
Concrete CMSは、言語ごとのコンテンツを紐づけて管理でき、多言語サイトとして最適な運用体制を実現します。
多言語サイトでも管理しやすいデータ構造
多言語サイトに対応したCMSといっても、ページごとの翻訳内容がどのようなデータ構造で存在するのかによって、管理のしやすさが違ってきます。
Concrete CMSでは各言語にサイトマップが存在します。また2言語並べられますので、確認・編集する言語を毎回変えながら管理画面を行ったり来たりしません。
見ているコンテンツはそのまま。
言語だけ切り替わる
だいたいページの右上に置かれている言語切り替えボタン。なかには他の言語を選択したときに、その言語のトップページに移動してしまうサイトがあります。目的のページを探し直す必要があり、ユーザーに余計な手間をかけることになってしまいます。
上記の「原則1」や「原則2」で触れたHTMLファイルや多言語に対応していないCMSでは、良くこのような作りになってしまっていることがあります。
検索エンジンから直接下層ページにアクセスしていただくケースが増えていますので、やはり言語を切り替えた際は、そのページのままで欲しい言語に切り替わって欲しいですよね。
Concrete CMSでは、見ているコンテンツはそのままで言語のみ切り替わるので、切り替え後に改めてページを探す手間が生じず、ユーザーの離脱を防ぎます。
編集権限の割り当てで分業体制を構築
Concrete CMSのWEBページ編集権限の割り当て機能(アクセスコントール)を使えば、多言語ページの翻訳データ登録を現地法人の従業員や翻訳業者に任せる分業体制を築くことが可能です。
担当者には必要な箇所以外の編集・閲覧ができないように設定できるので、安心して分業することができます。
承認機能と組み合わせれば、現地法人や業者が入力した翻訳データを本社のチェック承認を経てから公開する運用の流れを作れます。
多言語サイトになると、関係者が増えてきますので、分業体制と承認フローがあるとかなり業務の効率化が期待できます。
オープンソースの高機能CMS Concrete CMSは多言語サイトの管理に優れているだけでなく、
CMSに必要とされている機能がオールインワンで備わっています。
多言語管理はもとより、もっと広い範囲でWEBサイトの成長・管理に役立つ機能がたくさんあります。
機能紹介のページもぜひご確認ください。
お問い合わせ
WEBサイトをこれから多言語展開していきたいと考えている企業の方、
あるいはすでに多言語サイトを持っているが管理に苦労しているWEB担当者の方。
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